ひろかわさえこの絵本とそれから・・・


by pukuminn

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前回の続きです。
「震災で消えた小さな命展3」の搬入のあとは、
絵本美術館「森のおうち」併設のコテージに、うささんと、谷村さんと一泊。
本当は、ちょうど獅子座流星群が観測できる日ということで
みんなで流れ星をみるのを楽しみにしていたのですが、
あいにくの雨。晴れ女の私も、パワー不足でした。

お泊まりしたコテージ
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コテージは森のなかに建っているので、真っ暗な木立の中の径を歩かなければ
レストランなどには行き着けません。
そこで、自炊!です。
一台きりの電磁調理器に,鍋とフライパン、う〜む、どこまで出来るか?

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でも、なんとか、4品出来ました。
コーンスープ、だしまき卵、野菜と豆腐のエスニックカレー、じゃがもち!
お酒もおしゃべりもすすみました。

こういう場所で何か作る…というのが、とても楽しいです。
不便なりに工夫するのも、それなりの出来上がりでも。
翌朝は残ったパンと牛乳と卵で、フレンチトースト。
「森のおうち」の館長さん手作りのりんごのコンポートで、ぐっとグレードアップです。

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そして、最後に記念撮影

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帰る時間が迫ってきましたが、もう一軒寄らなくてはならない所が。
だって、安曇野といえば!穂高といえば!蕎麦でしょ!
しかも,新蕎麦!
食べもの話題ばかりですみません。
私は、大の蕎麦好きで、旅に出るとほとんど御当地蕎麦屋を探して入ります。
今回は、事前に情報を入手。
穂高駅近くの、「一休庵」さんへ。

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蕎麦を待つ時間
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うささん↑ あかねちゃんと、私↓
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きたきたきたきた!
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朝ごはんから、時間があいてなかったので、
食べられるかと危ぶんだのですが、その美味しさにぺろりと。
蕎麦、♡です。
最後は蕎麦でしめて、ちいさな旅を終了。
最後迄、美しい山並みは低い雲に覆われて見られませんでしたが
駆け足ですから、仕方ありません。

でも、いつきても素敵な所ですね。安曇野。

おまけ写真。駅前にひつじがいたので、はまってみました(笑)

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by pukuminn | 2015-11-25 01:33 |

森のおうちで

安曇野の絵本の館「森のおうち」で、「震災で消えた小さな命展3」が始まりました。
18日、搬入のお手伝いに行ってきました。
穂高からタクシーで10分、「森のおうち」は本当に森の中に建っています。

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ハンプティーダンプティーがお出迎え。階段をあがった展示室に、「震災で消えた命展」の絵が飾られています。

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私が到着したのは、お昼過ぎだったので、もう半分以上展示は進んでいましたが、
仕上げの2時間ばかり、お手伝いすることが出来ました。

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12月と1月、ここでゆっくり過ごせるのは、絵の中の動物たちも嬉しそうに感じられます。
一階にはミュージアムショップやレストランも有ります。

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窓の外には、冬を迎える準備を始めた森が広がっています。
この日はあいにくの雨模様。

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森のおうちの館長さんと一緒に記念撮影です。

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左から参加作家のタカタカヲリさん、館長さん、谷村あかねさん、私、うささん

スタッフの皆さんとも

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絵たちがお世話になります。来年の1月25日まで、よろしくお願いします!

この続きの小さな旅のお話はまた次回 m(_ _)m
by pukuminn | 2015-11-22 16:01 | イベント

青猫書房

11月15日、今朝の東京新聞に、青猫書房さんの記事が!

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写真では読めないと思いますが、10月の末から、11月いっぱい
今年の6月の「子どもの本・九条の会」7周年イベントで展示した「戦争なんか大きらい!〜絵描きたちのメッセージ展〜が、この赤羽の児童書専門店「青猫書房」さんで開かれています。
青猫書房さんhttp://aoneko-shobou.jp/info.html

今日は、そのトークイベントで絵本作家の浜田桂子さん、たるいしまこさんと
3人でうかがって来ました。この3人は一昨年の6月、一緒に沖縄の辺野古へ行った仲間です。
赤羽の駅東口から、LaLaガーデンという商店街を数分、左手に入った住宅街の中に
真新しい白い外観が印象的な「青猫書房」さんがありました。
もうすぐ開店1周年を迎えるというとてもオシャレで綺麗なお店です。

中に入るとお店の奥のスペースに窓の大きな一部屋があり、
ギャラリーになっています。
こころなしか、ここに並べると絵たちが、ゆったりとくつろいで見えました。
居心地が良いのでしょうね。

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今日のトークのテーマは「絵本と平和」
絵本の読み語りも交えながら,メッセージ展について、描いた絵への想い、
それぞれの絵本について、過去の戦時における児童書界の統制について、
そして今の、沖縄の状況などへ話がおよび
あっという間に2時間…皆さん熱心に聞いて下さいました。
いろんな状況が来るだろうけれど、萎縮せずに声を上げ続けていかなければ…と
皆さんと励まし合って終わりました。

お話、聞いてくださった皆さん、青猫書房さん、ありがとうございました!

白い壁と木のぬくもり、青猫書房さんの店内

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今日のメンバーで記念撮影
左から、たるいしまこさん、青猫書房岩瀬さん、浜田桂子さん、私

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by pukuminn | 2015-11-16 00:10 | 子どもの本・九条の会

水鉢の景色

何となく月刊のほほんほん…になって来ていますが、もう少し頑張らないとですね。
秋が深まってきて、私の部屋も底冷えがするようになりました。
やっと,先週で年内の〆切仕事を終え、ほっとした途端に風邪気味。
葛根湯にて押さえつけましたが、要注意ですね。

先月末は、大阪のお仕事の帰りに、ちょっと奈良まで足を延ばし、
世界文化遺産の元興寺に初めて行ってみました。

元興寺は、奈良市にある、南都七大寺の1つに数えられる寺院。蘇我馬子が飛鳥に建立した、日本最古の本格的仏教寺院である法興寺がその前身である。法興寺は平城京遷都に伴って飛鳥から新都へ移転し、元興寺となった。by ウィキペディア

蘇我馬子!
山岸凉子さんの「日出処の天子」を読んで以来少女マンガ風のイケメン画像が頭に浮かんでしまうのですが、
何と言っても聖徳太子の時代の方ですから、ほえ〜〜ものすごく歴史があることが,こんな私にも解ります。

元興寺全景

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古い寺院をぐるりと取り囲んで繁茂する萩がとても印象的で、一句

萩叢やばうばう揺れて古寺埋む

俳句は,句会に通いだして、もう8年になりますが、
まだこうやって人前に曝すのに照れてしまいます。
元興寺は大きな仏閣で、とても萩が茂ったとて埋もれてしまうような寺ではないのですが。

でも、廃墟になった家をツタが覆い隠しているのは、たまに見かけます。
もし人の手が入らなくなって何年もすれば、どんな大きな建物でも
植物に覆われてしまうのではないかと思います。
植物に喰われている…そんなとんでもないエネルギーを感じる時があります。
人為的に壊されてしまった自然が,元の形を取り戻そうとしているようにも見えます。

大きな宇宙の歴史の中では、人間も過ぎてしまう旅人なのだから
自然に帰るもので暮らすのが、本当は一番良いのでしょうね。
取り返しのつかないようなものを、作りすぎたのかもしれませんね。

気持ちの赴くままに書いていたら、どんどん長くなってしまいました。
大きな仏閣の片隅に、水鉢が三つ。
その小さな世界に、ちょっとみとれてしまったのです。

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丸い額縁の中に描かれた,活き活きとした絵のようで
異次元の世界への入り口のような気もしてきます。
こんな小さな世界にこそ、日本人の細やかな感性が生きているように思います。
日本に誇りを持つなら、こんな文化の世界が良いです。
庭の石仏、その間を覆う苔も美しかったです。

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by pukuminn | 2015-11-12 16:50 |