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ひろかわさえこの絵本とそれから・・・


by pukuminn

かしましくない?三人の

4月は、7月の新刊赤ちゃん絵本の制作に追われ、
五月の連休もあっという間に過ぎて、気がつけばもう半ば過ぎ。
夏も間近な感じです。
五月に入って、児童文学作家のいとうみくさんの本を2冊読みました。

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「かあちゃん取扱説明書」「ぼくはなんでもできるもん」
テンポの良い言葉で、どんどん読み進め痛快!おもしろい!
でも、子どもたちへの飾り気無い愛情がしっかり底を支えていて
読み終わってあったかい気持ちが残ります。
「ぼくはなんでもできるもん」は特に、私の新刊「ちがうもん」のぶうちゃんが
ランドセル背負って小学校に行ったみたいな男の子が主人公で、親近感。
(あ、新刊「ちがうもん」のお話は次回のブログでね。)

大人になってからは、たまにしか児童文学を読まない私なのですが、
いとうみくさんの著書を読んだのには、訳があります。
来月、6月14日(木)の夕方から、神保町のブックハウスカフェで、
いとうみくさんと、前ブログで書いた「ワンダー」の翻訳者の中井はるのさんと、
私の三人でのトークライブがあります。
そうそう、「ワンダー」の絵本版も発売になりました。

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「みんなのワンダー」は、「ワンダー」のテーマがシンプルにストレートに伝わって来ます。
子ども時代にこういう本に出会うのと、出会わないのでは、
そこから続く思春期のややこしいぶつかり合いの時期の過ごし方が、大きく違って来るのでは?と
思います。

毎月の第三火曜日の夜、
表参道のクレヨンハウスで開かれている「えほんの会」というのがありますが、
2月の会で中井はるのさんに初めてお会いしたのが、
このトークライブに参加することになったきっかけです。
初めは冗談かと思っていたけれど、その後4月に再開して本格的な企画に。
メンバーも同じ児童書の世界に居乍ら、作家、翻訳家、絵本作家、と立ち位置の違う三人。
でも違うけれども、きっと相通じるところもたくさん有るはず。
個人的に、お二人からどんな話が聞けるのかワクワクしつつ、
数いる絵本作家の中で私でいいのかしら?とドキドキしつつ、
でも、きっと楽しいトークライブになるはずです。
子どもの本を愛する皆さん、ワインでも片手に気楽に参加してください。
お待ちしています。


申込はブックハウスカフェへ
□予約: 要(店頭/E-mail: book@bookhousecafe.jp/お電話 03-6261-6177)
※メールでご予約の際は必ず、件名に「イベント名・日時」、本文に「お名前フルネーム(よみがな)・お電話番号・ご参加人数(大人/子ども)」をお知らせください

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by pukuminn | 2018-05-17 22:32 | イベント