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ひろかわさえこの絵本とそれから・・・


by pukuminn

きのこ

武蔵野市立吉祥寺美術館に、「小林路子の菌類画」展を観に行きました。
菌類、と聞いて興味はひかれていたのですが、うっかり忘れてしまうところを
打ち合わせをした編集者のHさんが誘ってくださり、貴重な出会いをすることが出来ました。
でも、普通のボタニカルアートと思って行った私は,少なからず衝撃を受けました。
小林さんご自身は、普通に絵を描いているつもり・・・と仰るのが、見終わった今はとても良く、解ります。

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時折、細密画は「ここまで描いたぞ、どうだ!」という技術と根気の見本みたいな絵になってしまって、心に響いてこないものに出会うことも多いのですが、小林路子さんの菌類たちは,もの凄く豊かな瑞々しい姿でそこに存在し、見るものの感性に訴えてきます。
30年前にきのこと出会って、以来生活そのものの中心がきのこになり、山に通ってはスケッチして描いた菌類の絵は850点にものぼっているそうです。
その中の70点が,展示されていました。きのこ愛が滴るような絵です。構図がとても美しく、菌類がはえていた環境も見えてくるのは,山に行って直に出会ったような疑似体験をさせてくれます。
17日の日曜日まで。あと二日ですが、時間の許す方は是非、と思います。


小林さんの菌類の絵は、みんなほぼ実物大で描かれているのだそうですが、
その中に大きな椎茸の絵がありました。
写真の右上の絵が椎茸の絵です。真ん中の椎茸は、スーパーなどで売っている椎茸の
数倍はあります。人工栽培でない椎茸は、このくらい大きく育つこともるのかも。
と考えたとこで、思い出したのですが、
4月初旬に行った盛岡で、実は直径20センチもあるおばけ椎茸を買ったのでした。
以下はその時の料理の様子。

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まな板からはみ出ています。
せっかくなので、大きいまま料理しようと思い立ち
肉詰めを作りました。
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ひとつは合い挽き肉と玉葱
もうひとつは鶏肉と海老と長ネギ
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フライパンを占拠する椎茸
これだけ大きいと、焼くのにも時間がかかりました。
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やっと出来ました。
クマの足形ではありません。
肉厚でとても美味しかったけれど、3人で食べきれませんでした。
今日のブログのおまけ、豪快椎茸料理でした。オソマツm(_ _)m
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by pukuminn | 2015-05-16 14:42 | 日々のこと