震災で消えた小さな命展part3
2015年 04月 06日
桜が散りいそぐ雨の東京をあとに、まだ桜に早い盛岡に一泊で行ってきました。
会場のクロステラス入り口 飲食店やファッション雑貨、岩手の物産館など入ったショッピングモールです。
ここが会場
私も今回の展示を見るのは、初めてで、じっくり見せてもらいました。 今回はそれぞれの動物たちの飼い主さんからのコメントが絵に添えてあります。 どの絵に添えられた言葉も胸をつきます。 いかに震災が過酷なものであったか… そして、家族を失うことの悲しみの深さ… 3年の月日を経てやっと口に出来たことば…
飼い主さんが会いにきてくれるのを,静かに待っている絵の中の動物たちは 期待をこめてじっとこちらを見ているように思えます。 みんなとても可愛いです。 今回は他の震災や、人災によって不幸にあった動物たちの絵もあります。 ヒトの身勝手さも、垣間見えてきます。
二日目、私が描いた1歳のラブラドールのアランちゃんも御家族と再会することが出来ました。 なんとか,私も責任が果たせてほっとしました。 今回はアランちゃんと、ご家族の中で犠牲になったお嬢さんも一緒です。 まだ17歳。辛いです。 風のように駆け抜けて行った命。安らかでありますように。
一昨年の秋に、やはりこの展覧会の2で知り合った素敵なお友達・・・浦島さんと千崎さん。 二人共娘みたいなんですけど。 沿岸部の方から時間をかけて会いにきてくれました。 ありがとう。とてもとても嬉しかったです。
そして、この展覧会の主催者うささんと。
彼女の身体をはった頑張りが無ければ、 ここまでやって来ることは出来なかったと思います。 私とちがって、小柄で細いのにね。 動物たちのために突き動かされるパワーは凄いのですが 自分の身体も大事にして欲しいですよ。 それから、お写真は無いのですが、 クロステラスの本当に素敵な社長さんの三田さん、マネージャーの北田さん とってもお世話になりました。 おかげさまで楽しかったです。ありがとうございました。
最後に盛岡に来たから見れた、皆既月食のお月様。 笑ってますよね^^
目的は、3月から東北で巡回展が始まった「震災で消えた小さな命展」です。
東日本大震災関連で命を落とした動物たちの絵を描いて、
飼い主さんへプレゼントしようと始まった企画で、今回で3回目になります。
4月2日から5日が岩手県盛岡開催でした。
5日の最終日に私が描かせていただいた絵のわんちゃんの飼い主さんが、会場にみえるということで、急遽、私も駆けつけることにしたのです。
東京から新幹線で北上するにつれて、どんどんお天気が良くなり…晴れ女の面目躍如。
by pukuminn
| 2015-04-06 02:35
| イベント